朝、伊豆高原のル・フィヤージュまでドライブ。お目当ては一碧湖。

一碧湖。 静かな湖で空の青色を映しています。
ル・フィヤージュは9時から開店です。着いたら私はコーヒー、家族は焼き立てのパンを購入してル・フィヤージュの外のテーブルでいただきました。朝食の後は一碧湖(いっぺきこ)を一周歩きます。あなたも一碧湖でウォーキングをしませんか?
自然の中で午前中を過ごしたい!!
ル・フィヤージュで朝食を
ル・フィヤージュは国道135号から少し細い道を入ったところで分かり難いかもしれませんが、お店の方向が標識で案内されているのでその通りに辿っていきます。
別荘地御用達のベーカリーと言われていますが、ル・フィヤージュファンはいろいろなところからやってきます。お店の場所が奥まっているのでそこを目指して行かなければ道を走っていたら偶然お店があったということはありません。

ル・フィヤージュ外観です。 駐車場に車を停めてからぐるりと回ってきます。
ル・フィヤージュをお薦めするわけは、伊豆半島東海岸を北上する時に一碧湖へ行く途中にあることと、森の中のベーカリーだからそれだけでも非日常を楽しめます。人気のお店ですからお昼時は混むので私は朝一番で利用するのが好きなんですよ。

店内でもテラスの方はガラス窓なので気持ちよいです。 冬は窓を締めてストーブがついているのでとっても暖かいです。

お外にはいくつかテーブルが有ります。開店と同時は好きなところに席がとれますよ。

焼き立てのパンを選びます。 お会計のところで飲み物を注文します。

パンはカットしてくれて、かごに入って運ばれます。

これはもっと前に私が一人できた時飲んだコーヒーの写真です。 やっぱり朝日が差し込んでいます。
鳥のさえずりを聴いていると、隣の敷地の木にリスを発見!!カワ(・∀・)イイ!!ここで本を読んだりしても気持ち良さそうですが、一碧湖(いっぺきこ)はすぐそこです!一碧湖に向かいましょうね。
一碧湖(いっぺきこ)の誕生
一碧湖は10万年前の噴火でできた火口湖(かこうこ)です。火山の噴火口に水が溜まってできた湖です。大量の火山灰で水が抜けにくい環境ができあがりました。こんなに静かな湖ですがかつては大爆発を起こし、溶岩が流れ、岩石が落ちてきて火の海のようになっていたのでしょう。凄まじいですね。
4000年前には大室山が噴火し、溶岩が流れて来て一碧湖に12連島を作りました。大昔の自然の活動によってこのような素晴らしい景観が作られたのだと思うと、地球の果てしなく長~い歴史を感じます。
一碧湖(いっぺきこ)湖畔をウォーキング
一碧湖はひょうたんの形をしていて沼地と湖に分かれています。沼地の方が小さくて少し暗い感じです。沼地の景観が好きな人はどちらからまわっても良いですが、私は沼地の周りを歩いてから湖の周りを歩く方をお勧めします。
なぜかというと湖のほうが景色が数段美しいからです。春の新緑、夏の濃い緑、秋の紅葉、冬のちょっと寂しい景色が湖に写って綺麗です。この空や景色を映し出すところが、一碧湖が「伊豆の瞳」と呼ばれる所以なのかと今書いていて気が付きました。(‘∀`)

一碧湖周辺遊歩道案内板です。 沼地の方は山の中を歩いているような箇所があります。 湖はため息がでるくらい美しいです。
美しい湖畔を先に歩いたら40分位かかるので、もう地味な景色の沼は歩かなくても良いかなと思ってしまいます。沼を先に歩くと地味な景観ですし、20分位しかかからないので、まだ歩き足りない感じで湖畔へ進めます。
そして湖畔は歩いているうちに景色も変わるし開けていて明るい気持ちでウォーキングできます。では景色を見てみましょう。すぐ下の一枚目の写真は沼地の方です。

沼地は遊歩道というよりも枯れ葉の上を歩きます。
土の上だと少し硬いですが、枯葉の上なので、クッションになっていて柔らかいです。いつも歩道を歩き慣れているせいか枯れ葉の上を歩くのは柔らかくて足の裏がいつもと違う感覚ですよ。

不思議な形の木です。 根っこも枝も思いっきり空へ伸びています。

鴨が泳いでいます。気持ちよさそう~!

静かな湖でも風が吹くとさざ波ができます。 波ができると写っていたものが崩れていきます。

この写真は3月末に撮りました。
湖畔を歩いていると、湖の水面と自分のいる地面が同じ高さで近くて自分と風景が一体化していくような感じになる場所があります。湖に入って行きたくなりますよ。(入ったら駄目ですよ。)沼地と湖と合わせて4kmで1時間のウォーキングを是非やってみてくださいね。
一碧湖近辺の見どころ
池田20世紀美術館が近くにあります。伊豆高原で自然と触れ合った後に芸術を楽しむというのも良いですよね!もしお時間があるようでしたら池田20世紀美術館に立ち寄ってみてくださいね。
ル・フィヤージュと一碧湖のまとめ
- ル・フィヤージュで焼き立てパンの朝食をどうぞ。田舎とは思えない上等なベーカリーでびっくりです。ランチメニューもやっていますからお昼でも楽しめますからね。
- 森の中のベーカリーで休憩したら、一碧湖でウォーキングを楽しんでくださいね。美しい景観の中でのウォーキングは心身ともにリフレッシュ!!
- 沼地から湖へ行く順番が私のお薦めコースです。
せっかく素晴らしい景色が傍にあるのだから家の中にいたらもったいないとブログを書きながら改めて思いました。
一碧湖(いっぺきこ)という名前の通り青い、美しい湖です。「伊豆の瞳」と言われています。あなたが訪れるときは瞳に写っている色はどんな色でしょうか?私は近日中にまた行く予定です。あなたも是非いらしてくださいね。