国税局は2007年にネット公売を始めたから、今年2017年で10年経ちました。

税金差し押さえられたことある?
ネット公売で48億円を回収しても一年間の滞納額の1パーセントに満たないそう。これでは国の収入がそれだけ少ないってことだから、税金滞納者には今後も厳しく差し押さえが進むことでしょう。
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ネット公売って知っていましたか?
国税局がインターネット上で、差し押さえた財産を売りに出すようになってまる10年経ちました。滞納した税金徴収のため始めたこの「ネット公売」、カスタムバイクなどを売却した先月は通常よりも千人以上多い参加者を集めたそう。
だけどネット上で千人以上多いって話題になるってことは、まだまだ参加者が少ないことの裏返しですよね。せっかくネット公売しているのだからもっと大勢の人に周知して参加してもらえば、値が上がる可能性もあるわけです。
ちなみに官公庁オークションはこちらです。
税金滞納額の金額にびっくり!
10年間で39回実施して、動産や不動産計3万3000点を処分。売却総額は48億円と、1年間の滞納額の1%に満たないとのこと。48億円回収しても1年間の滞納額の1パーセントに満たないということは4800億円以上の滞納が1年間にあるということですよね。
本当?私の計算あっていますか?これは凄い数字です。大きすぎてよくわからなくなってどうでも良くなるくらい。否、どうでもよくないですけれど、1年間に4800億円のお金が国に入るはずだったのに入らないわけですよね。
これはかなりのレベルの問題だってことはわかります。
滞納額より高額で落札された場合はどうなるのでしょうか?
国税局によると、滞納した地方税などに充当し、なお余剰が出れば滞納者に返還されるということです。なんだか凄い親切ですね。だったら最初から滞納者自身で売って税金払ってほしいくらいです。
国税局員も起業家くらいに知恵をしぼってね!
今後の課題として担当者が挙げるのは、知名度の向上だそう。参加者が多いほど落札額の上昇が見込めるから、バイクの公売では、専門誌に広告を掲載する異例の取り組みを実施とか。
今後も多くの人に周知する方法に知恵を絞ぼるそうです。
この記事のおさらい
- 国税庁がネット公売を初めて10年たちました。
- 48億円回収するも、1年間の税金滞納額の1%にも満たない。
- 税金滞納には差し押さえを強化するでしょう。
公務員といえどももはや安泰とは言えないかもしれませんよ。だって人口の少ない地方の田舎でどんどんさらに人口が減ったらその市や町が失くなるかもしれませんもの。その市や町の職員さんは仕事がなくなちゃうかも。