細野高原のすすき野原は幻想的で素晴らしいです!年に一度の見頃は秋、10月から11月。とても広いのでゆっくりと散策を楽しめますよ。面積は125ヘクタール、東京ドーム26個分の面積。満月の夜にもいつか訪れてみたいけれど、先月の昼間に行ってきました!

風にそよぐすすき。
こんなにたくさんのすすきを見たの初めてなので夢のよう!!ヽ(^。^)ノすすきとすすきの間を歩きました。背の高いすすきは人の背の高さくらいあるので先に行った人がすすきの影に隠れて見えなくなっちゃいました!
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細野高原すすき野原
伊豆稲取に春にわらびやぜんまいなど山菜を取りに来たことがあったんですけれど、秋はこんなにすすきでいっぱいになるとはその時には思いもしませんでした。イベント中はふもとで受付をします!
かなり広いので登りはシャトルタクシーで行き、帰りは歩いて帰ることにしました。
シャトルタクシーが通る道は歩く道とは別ですが、それでもとても細くて、降りてくるシャトルタクシーとすれ違う時に、お互いに無線で確認して譲り合ったりしていました。

草原一面すすきの大群生です。 風に吹かれて揺れています。 綺麗でしょう?
自家用車は受付の手前までしか入れませんからね。そこにはツリーハウスがあって、面白いですよ。シャトルタクシーの道でも充分景色を楽しめましたが、歩く道はもっと眺めが良いと言われたので、帰り道が楽しみになりました。(^o^)
細野高原で風車が回ってる!
シャトルタクシーを降りると、さらに頂上まで風車をめざして登りました。

東伊豆町は風車が山の上に見えて格好いいです。止まっているように見えても、くるりと回って動いているんですよ。

頂上の風車です。
晴天の青空に真っ白の風車がくっきりと見えます。風車は相当重量がありますが、いったいどのように運んだのでしょう?長いので普通の道路でも大変だと思いますが、山頂まで運ぶところではさぞかし大変だったでしょう。
日本の草原について
シャトルタクシーの運転手さんの説明によると、大昔は日本の国土の半分くらいが草原だったけれど、今は日本の国土の2%くらいしか草原がないそうです。山焼きをしないと、木が生えてきてしまうのだそうです。
一度木が生えてしまうと、後から山焼きをしても草は燃えるけれど、木は燃え切らないことが多いそうです。そのうちに木が育って大きくなると次の山焼きでも焼けません。草原で数本残っている木は、焼けなくて残ってしまった木だそうです。
それを失くすには残ってしまった木は切り倒す必要があるとのことでした。ここでは山焼きのときに残った数本の木をわざと残して見せてくれているんですよ。
すすきの需要
すすきは昔は家の屋根や堆肥に使っていたけれど、今はそれほど需要がありません。稲取ではそれでもこの絶景を後世に残すために広大なすすき野原を保全しているとのことです。
細野高原すすき野原の美しさ
まるで童話の世界に入りこんだような錯覚をおこします。是非この圧巻の風景を大切に残して欲しいです。そして多くの方に東伊豆稲取の細野高原すすき野原の素晴らしさを堪能して頂きたいです。
細野高原すすき野原は箱根仙石原のすすき野原よりも7倍!!も広いんです。春の山菜採りも秋のすすきも両方訪れてくださいね!
細野高原すすき野原近辺の見どころをご紹介
稲取の細野高原の近くにアニマル・キングダムがあります。
お時間があって、まだまだ歩くのが平気っていう方、もう一つどこかへ周りたいときなどにご利用くださいね。⇒ご紹介記事はこちらです!
細野高原すすき野原のまとめ
- 伊豆稲取の細野高原は秋はすすきのはらとなり日本では珍しい風景となる。
- イベント中はシャトルタクシーあり。
- この美しい風物詩を残すために稲取は町と市民と一丸となって山焼きをし、保全に努めている。
すすきのはらの美しさに感動しましたが、この景色を残すために地元の方たちが努力を続けていることがわかりました。今はすすきの需要は少ないけれど、この素晴らしい景色を見にもっと多くの人が訪れてくれれば嬉しいです!
地球上の美しいものは永遠に失いたくないですよね。
日程などの詳しい情報はこちら!⇒http://www.e-izu.org/site_susuki/
あなたも是非いらしてくださいね!