オリーブの木は種類がたくさんありますが、日本ではまだオリーブの木の種類は少ないそうです。といっても60品種もあれば選ぶのに迷うほどですよね。一年中葉っぱが緑色なのでオリーブの木は観葉植物としてもおすすめです!

オリーブの木
オリーブの木の育て方は、温暖な土地で乾燥して水はけの良いところで育てるのがポイントです。オリーブの木の枝を間引くように伐採して、美しい形や実を結ぶことを考えてハサミで剪定しましょう!
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オリーブの木
オリーブの種類
オリーブは1300品種以上あると言われていて、イタリアやスペインなど地中海沿岸で多く栽培されています。日本ではあまり種類は多くありませんが、一大産地である香川県小豆島では60品種あるそうです。
オリーブの実はオリーブオイルに加工されたり、塩漬けにされたりします。オリーブオイルはオレイン酸やポリフェノールを多く含み身体に良いことでは有名ですよね。
日本でおすすめの人気のオリーブの木
日本ではオリーブは4月に発芽して5月、6月に花が咲き、7月に実を結ぶとのこと。収穫は9月末から12月上旬が多いそうです。
オリーブの木は、ミッション、マンザニロ、アザパ、ネバディロブランコ、ルッカ、アルベキナ、コロネイキ(可愛らしい葉)、チプレッシーノ(銀葉が美しい)などが人気です。
オリーブの木の名前って、カタカナで読みづらいですね。全部言ったらまるで早口言葉みたい。(^^)
緑色と黒色のオリーブの実
緑色のオリーブの実は未熟な時期で、それが赤っぽくなり、紫色、最終的には黒色になります。つまり黒色のオリーブは完熟です。緑と黒のオリーブは種類が異なるのではなくて、同じオリーブの木から採れるオリーブの実です。

緑や紫のオリーブの実
ポリフェノールの含有量はオリーブの実が緑色の未熟のときの方が多くて、黒色の完熟に近づくほど少なくなっていきます。味や風味はオリーブの実が未熟の時はさわやかで美味しい辛味があり、完熟すると、濃くてまろやかになります。
屋外でオリーブの木の育て方、7つのポイント!
オリーブの木は10m位の高さに育ちます。背が高いですね。葉っぱは緑や銀色です。オリーブは寒さに弱いので温暖な地で育てるのが良いです。もしも寒冷地で育てるのなら、鉢に植えて家の中で育てます。
鉢に植えると小さなオリーブの木になり、地植えすると大きなオリーブの木になります。
- オリーブの木は水はけの良い弱アルカリ性の土を好みます。
- 苦土石灰、腐葉土や堆肥を混ぜて耕します。
- オリーブの木は根が浅いので植え付けしたら支柱で支えます。強風が吹くと倒れてしまいますからね。
- 地植えの場合、雨の水で十分です。
- 真夏は乾燥しているので、夏場だけ涼しい時間帯に水やりをします。気温が高い時に水やりをするとオリーブの木の根が弱くなるからです。
- 肥料は開花前の2月から3月、それから実をつけた後の10月にやります。
- 冬越しはオリーブの木の根元に藁をしいて霜が当たらないように工夫します。
冬でも凍結しない場所に植えれば問題ないですね。オリーブの木を育てるのはそんなに難しくなさそうです!
オリーブの木の剪定方法
オリーブの木が3年以上経過したら剪定が必要ですよ。1年に3回剪定する時期があります。切れ味の良い清潔なハサミを使用しましょう。
- 1月から3月の冬眠中。春になって新芽が出る前に大きな枝を伐採します。枝の先の成長点を残し(次の年に実をつけるから)、間引くように伐採します。
- 3月から4月。気になるところを剪定します。株元から伸びる枝は養分を奪うので切り落とします。
- 5月から12月。オリーブの木の生育期。新しい枝を剪定すると実の収穫が難しいです。
見栄えを考えて剪定するのだそう。でも観賞用でなくて実を収穫するのが目的なら風通しを良くするように剪定をするのかしら。
オリーブの木は受粉しなければ実はならない!
外でオリーブの実をつけるにはこのふたつが重要!
- 種類の異なる品種をそばに置く。
- 寒さを経験する。
2種類以上のオリーブ品種を植えることが大切!そして根の凍結はダメだけど、寒さを経験することは必要なんですね。
品種の相性があります。それは開花の時期に関係します。開花の時期が近いほうが受粉する可能性が高いです。
下記の組み合わせが相性が良く、果実をつけやすいです。
- マンザニロとルッカ
- ルッカとネバディブロンコ
- ネバディブロンコとミッション
- チプレッシーノとマウリーノやレッチーノ
- コロネイキとミッション
オリーブの木は風や虫によって受粉します。虫を寄せ付けることも必要で他の植物を近くに植えると受粉しやすくなるそうです。
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「オリーブの木」記事のまとめ
- オリーブの種類はたくさんありますが、日本では60品種くらいです。
- 実は塩漬けにしたり搾ってオリーブオイルにしたりします。
- お薦めは可愛い葉のコロネイキや銀葉が美しいチプレッシーノ。
- 温暖な地で育て、3年以上経過したら剪定する。
伊豆下田では「オリーブのまちづくりプロジェクト」に取り組むことになりました。温暖な気候に適したオリーブは伊豆下田にぴったり!健康食品として注目を集めているオリーブの一大産地化を目指すそう!(^^)
観賞用に普通のお家のお庭やお部屋の中でオリーブの木を育てても素敵ですよね!

たわわに実るオリーブの実
今はまだ研究、試験、調査中とのことですが、オリーブの木は2、3年の苗木を植えると7年で結実するというから、10年後には一大産地として有名になっているかも!オリーブオイルの需要は多いから商品価値は高いですよね!
オリーブの実は渋いから鳥獣被害にも強いらしいです。伊豆下田のオリーブ畑はどこにできるのかしら?風景が少し変わって来て、可愛いオリーブの葉でいっぱいになる日が待ち遠しいです!